突然ぎっくり腰に見舞われると、その場で立ち上がる事ができなくなるだけではなく僅かに身体を動かす事もできなくなるほどの強い痛みを感じます。動けるようになっても引き続き痛みを感じたり日常生活で違和感を覚え続ける事は珍しくありません。
動けるようになっても痛みを感じていたり違和感を覚え続けている時に整骨院の利用を考える人も多いでしょう。整骨院は腰の痛みと不調はもちろん身体に起こっているあらゆる不調を回復してくれます。
整骨院で治療を始めるタイミング
整骨院へ行くタイミングは、発症した直後の取り分けて痛みが強い時よりも落ち着いた頃や引き続き痛みを感じている時が良いとされています。
発症後著しく痛みを感じているのなら1日または2日間にわたって安静に過ごすのが大切なのですが、理由は炎症を引き起こしている中で身体を動かすとますます悪化するためです。
安静に過ごすには仕事だけに限らず私生活でも普段通りの行動ができないなど制限も出てきますが、できるだけ安静にするのがその後の様子に大きく関わります。
発症直後は腰の部分が炎症をしているので、しばらくの間冷やし続けた方が速やかな回復に繋げられます。強い痛みが緩和されてきたら冷やす機会を減らしても良いですが、患部を温めると再び痛くなったり炎症が強まることもあるため入浴は控えることも大切です。
ぎっくり腰は腰に起こる痛みの中で起こりやすい事なので、個人的に対処をして過ごす方も多いですが、実際には他の病気が痛みのきっかけになっている事も多いため、きちんと診断を受けることをおすすめします。
ぎっくり腰は再発しやすい?
ぎっくり腰は、初めて見舞われる患者が多いのと共に、再発しやすいのも特徴です。
1度発症した方が以後繰り返し発症してしまうのは、普段から発症しやすい姿勢をしている様子が関係しています。整骨院を利用する事により歪みなどを解消でき、以後再発しにくい身体作りができます。
ぎっくり腰になった患者が解消を目的にして整骨院を利用する時に意識が向く事としては健康保険証の適用の可否も挙げられますが、健康保険証の適用の可否に関しては訪れる施設により対応が異なる事例が多い上、急性期のみ対応しているなど細かく設定されている事例もあるので、事前に確認しておきましょう。
ぎっくり腰を発症しないためにできること
できるだけ発症しないように健やかな毎日を送り続けるには、日頃から引き金になる姿勢などをしないように心がけるのもポイントです。ぎっくり腰でお悩みの方の多くは普段はあまり行わない姿勢をした時に発症する事が多いので、無理を感じる姿勢をしないのが大事です。
重たい物を持ち上げないようにするのはもとより、勢い良く屈んでいる姿勢から立ち上がらないようにしたり同じ時間にわたって同じ姿勢をしないのも欠かせない事です。
重たい物を持つ必要がある時には腰を丸めて持つのではなく、膝を曲げて背中は真っ直ぐな状態を維持し続けると発症が予防できますし、体重を増量しないように心がけるのも良いです。
体重が重たくなると上半身を中心とした重さが腰に生じるため負担が大きくなるので、食生活や生活習慣を見直して体重が増えないようにしましょう。